わらび餅食べたい

戸塚くんが好き

デストラップは楽しいぞ

デストラップ

7/13(木) 18:30〜観劇



めっちゃ面白い!

いや〜〜笑わせてもらいました、すごいな、テンポがいい。自分、めっちゃゲラでしかも先読みするんで、人とテンポ違うところで笑い始めるのが恥ずかしくてタオル当ててたんですけど、まぁ笑いました。

笑いまくってたけど、話はちゃんと残ってますし、橋本良亮くんのお顔もしっかり記憶に残ってます。すごいね、顔がね、かわいいよ。最高のセンターを欲しいままにしているようなビジュアルと、ドキドキさせてくれる演技に心臓がやばかったです。


何度も入れるほど余裕がないので、今回だけの観劇なので、アドリブの違いはあまり話せませんが、今日の舞台を観た感想を、(ネタバレ薄めで)書きます。

とりあえず、クリフォードくんが死なねぇ……、死なない、死ななすぎる。死なないと言うギャグなのか?ってところ、太陽を盗んだ男菅原文太を思い起こしました。死なないしメンタル強いし素直だし、最強の主人公かよ…と、すみません少年漫画脳です。

クリフォが死なないこと、これがまぁコメディたる所以で、最高に娯楽だったな。もちろん、周りを取り囲む人々もかなり面白かったけど、ほんと死なないの面白い、笑うところだった。


でね、橋本良亮くんのね、演技を初めて観ました。あ〜〜こりゃ一番楽しいわ、と思った。だって観てるこっちも楽しかったもん。橋本くんがどう動くか、目で追うのが面白くて、楽しくて、ずーっと観てられた。

セリフ一つ一つも聞き応えがあった。

オタクだからモーテルに反応してごめんなさい。舞台がアメリカの時点でモーテルはダメです。

ほかにもたくさんアドリブがあって、アドリブにちゃんと応対してる橋本くんを観てると、嬉しさと頼もしさでうぅ〜という思いが溢れ、それをゲラが大きく越えて行きました。ゲラてめぇ。



あとね、銃の扱い。

この歳になって英訳舞台を初めて観たんですけど、「銃」の扱い方がやっぱり本場なんだよね。もちろん、登場のさせ方もだし、そもそもの在り方。日本では、銃なんてものは特殊なシチュエーション、職場でしか出て来ない。一方、一般人も持ち、訓練すれば正確に撃てる。銃弾も正規の方法で買える。その世界においての銃の在り方は、多分日本とは違う。

銃のやりとりがある。日本が舞台で銃なんて出されてもリアリティがイマイチなくて、浮世離れ感が出る。反対に、アメリカが舞台だと、銃は逆にリアルな死を思い起こす材料だ。死ぬんだなぁ……、死のシーンなんだなぁ。妙にそういう思いが過って、そわそわしてしまうんだよ。

ただ!この舞台の面白ところは!銃の使い方が上手いのに、銃に死がのっかってこない!!!!うますぎて感激した。あそこまで引っ張っておいて!?って言う感じ、肩透かし、いい意味で。これは本当に舞台を観てもらいたいんだなぁ。

なんでここまで銃が気になったかって、完全にDefiledを拗らせてるからだよ!前に夢にハリーが出てきました。ハリー!ハリー!!あ〜……まぁこの話は前にしたのでいいとして、私は同じグループの二人が同じ年に、外部舞台で、銃に撃たれるなんて、……対照実験か…?(違

頭が悪いので心なしか比較して観てました。私はDefiledはどうも娯楽として消費できてなくて、人生において永遠に問い続けるべき問題だと感じてます。ただ〜〜デストラップはかんっぜんに娯楽でした!すご〜〜い!!!同じようなシチュエーションなのに悲壮感はなかった。滅びの美学はあったかもしれないけど、後に残る味の悪さや一生のトラウマにはならないように感じた。劇場が広いことも相まってか、わかりません。ただ、ひたすらに娯楽として消費しました。いや〜〜いい消費!



デストラップは観るべきに感じます。娯楽として消費して、とても満足しました。ん〜良い。

橋本くんの演技もとても上手だし、他の四方も非常に巧みで、観ていて楽しく、引き込まれました。今度、映画の方も観ようかな。散りばめられたミステリーも、気づいた瞬間に心で歓声が上がります。私は暗転するたびに新しいことに気づいてキャッキャしてました。

なので、とてもお勧めです。

当日券もあるそうなので、時間に余裕がある方には是非ご覧いただきたい!



あ!今日の感想です。

くまのプーさんのネタが面白すぎてやばかった。

高枝切り鋏のくだり、今日は「僕は側転だけだけどね」

乳酸菌が入ってないヨーグルトはない!(これ隠喩だと思ったんですが、触れられませんでしたね)

塚ちゃんいたんかい!?ざわめく客席に、気づけないオタクが一人……それが私でした。

おわり